秋の東山動植物園

秋の東山動植物園

名古屋のおすすめ観光スポットとして、ガイドブックに必ず紹介されている『東山動植物園』。
園内には、全国第2位の入場者数を誇る動物園の他に、植物園、遊園地、東山スカイタワーがあります。
見どころ満載なので<Lily通信>のとっておき用として、キープしていた場所のひとつ。
今回記事にすることを決めたのは、秋の行楽日和に誘われただけでない理由がありました。

今話題のイケメンゴリラはここにいます!

秋の東山動植物園 イケメンゴリラSNSで「イケメンすぎる!」と話題となり、今や全国区になりつつあるニシローランドゴリラの“シャバーニ”。

先月10月20日の誕生日には、500人もの見物客がお祝いにかけつけたことが、地元のニュースになりました。

また、絶賛発売中のシャバーニの写真集は、Amazonのギフトランキングで1位になるほどの人気ぶり。

この“時の人(ゴリラ)”を紹介するなら「今でしょ!」と思ったこと、そして「年内に一度は見ておきたい。」という私的な好奇心から、カメラ片手に出かけたのであります♪。

 

 

 

 

平日のお昼間でしたがシャバーニを一目見ようと、人だかりができていました。

運よく運動場に出ていたので、写真に収めることに成功。

ゴリラは成熟したオスが群れのボスになると、背面の毛が銀白色になってシルバーバックと呼ばれるそうです。

 

 

 

 

秋の東山動植物園 イケメンゴリラ

それにしても、カメラ慣れをしているのかサービス精神が旺盛なのか、堂々としたポージング。
動物園の職員さんが着ぐるみをきているのではないかと、少々疑ってしまいました。
イケメンかどうかの判断は好みもありますが、ラグビー選手のような男らしい風貌には違いありません♡。

動物の色の不思議?

動物園で写真を撮りながら、ふと浮かんできた疑問は「どうやって色を得たのだろう?」ということ。
調べてみると「動植物が持っている色は、基本的には特定の波長の光を強く吸収する“色素”からきている」ということでした。

秋の東山動植物園

そして、多くの動物は植物から色素を得て、消化したり変化させたりしながら、体の表面に独自の色素を持つことができるようになったそうです。
分かりやすい例として挙げられていたのが、フラミンゴ。
「ふわふわの赤ちゃんの頃は白っぽい灰色であるが、餌となるエビやカニ、藻類からカンタキサンチンと呼ばれる色素を得て、大人になるとピンク色のフラミンゴになる。」

また、興味深かったのは“この種の色の変化は時々人間にも起こる”ということ。
「ニンジンを大量に食べすぎた時には、白目の部分が少しピンク色になる。
またみかんを食べすぎた人が手の色が一時的に黄色くなるのも、カロテノイドというみかんの色素によるものだ。」 という一文に、冬になるとみかん好きの友人の手が、きまって黄色っぽくなるのを思い出しました。

秋の東山動植物園

色素を得るところから始まり、その後生存競争に勝つためのカモフラージュや、パートナーを得るための手段として変化をしてきた動物。
現在、多種多様な色を持つ動物が存在することに、長い歴史を感じます。

植物園ご自慢の温室施設☆

秋の東山動植物園

植物園には7,000種類もの植物が展示されています。

秋の東山動植物園

その中でも、昭和12年の開園当初からある温室施設は、とても充実しています。
熱帯花木・世界最大のサボテン・水生植物・ハワイや中南米の植物が、丁寧に手入れをされた状態で展示されています。
ちょっとした特典として夏場はサウナ体験が(笑)、そして冬場には室内の湿度効果で、目とお肌の保養がダブルでできちゃいます!

秋の東山動植物園

朱赤×黄緑のイエローベースのお花たち。

いろいろ見どころたくさん♪

秋の東山動植物園

<ガーデンテラス東山>では、洋風庭園を眺めながらの食事の他、ガーデンウェディングを挙げることができます。

秋の東山動植物園

散策するだけで優雅な気分になれる<バラ園エリア>があります。

秋の東山動植物園

<こども動物園>の近くにいるお茶目なオジさんと、魅惑的なお土産のチェックもお忘れなく。

秋の東山動植物園

高さ134mの<東山スカイタワー>。

名古屋市内を一望できる展望室があります。
再来年2017年3月に開園80周年を迎える東山動植物園
11月下旬からは500本以上ある樹木のライトアップが始まり、秋一番の紅葉が楽しめます。

宇都小百合ライター:宇都小百合
【資格など】ベースカラー診断士・パーソナルカラーアナリスト・NPO法人色彩生涯教育協会 認定講師、華道家元池坊いけ花教授免許、日本ほめる達人協会認定講師(プロフィールページへ