9月に新学期が始まり落ち着き始めた頃ハロウィングッズが街中に出回ります。
これを見るとあー今年も終わるのねって思ってしまう。
ハロウィン以降アメリカは怒涛のホリデーラッシュ。
11月のサンクスギビング(感謝祭)でターキーを食べ終わったら、その足でクリスマスツリーの用意をするのです。
さて、そんな慌ただしいスケジュールの始まりが10月31日のハロウィン。
小さいお子さんをお持ちの方は家の飾り付けからTrick or Treatに同行とまさにビッグイベントですね。
そして子供がハロウィンを卒業しても、楽しいイベントには変わりなく大人も楽しめるのがハロウィンでしょうか。
パンプキンをみるとワクワクしますね。
そんな大人のハロウィンにオススメのグラスパンプキン。
ここ北カリフォルニアはグラスパンプキンがとてもメジャーでたくさんのイベントが行われます。
まずは9月末に始まったPalo Alto(スタンフォード大学がある街)のアートセンターでのグラスパンプキンパッチのエキシビジョンに行ってきました。
平日の4日間を展示、週末の2日を販売にあてています。
この日は展示だけですので混雑もしておらず見学するにはとてもよい環境でした。
かなり長い間見学していた私ですが、やっぱりパンプキンだから橙色が多いし、それに関連して赤や黄色が多いねと同行者に話したところ青も結構あるし、ピンクや紫もあるよ。と言われ、よくよく見ていると本当に様々な色があります。
写真を撮っていたのでどうしても色鮮やかな、写真写りの良さそうな方へ導かれていたのは確か。
そして色の*誘目性という性質によって導かれていたのかも。
*誘目性とは人の目を引きつける度合いのことですが、見るつもりがなくても目に入ってくる、発見されやすいとうことです。
その性質上、禁止事項の標識なども赤が使われています。
一般的に赤・橙・黄の暖色系の色の誘目性が高いとされています。
ですので、パンプキンパッチで赤・橙・黄色のパンプキンが目立つのは自然の摂理といえます。
例えばこの写真、一番奥にスノーマン並んでいますが、左端の橙のスノーマンが一番目立っていますね。
こちらは手前が寒色系のパンプキン、奥が暖色系。
奥のほうが大きいのもありますが、目が最初に暖色系を見てしまいます。
自然の中での展示ですし、下が緑の芝生ということもあり、特に赤が目立ちますね。
暖色系の色ばかりのコーナーはとても写真映えします。
ここからは変わり種パンプキンをご紹介。
ミルクグラスのパンプキン
こんな色のパンプキンも
橙も明度が下がると(暗くなると)シックになります。
こちらはVote(投票)に上がった2つのグラスパンプキン。
どちらが好みか投票できるようにアクリルガラスに入れられています。
トラディショナルな橙か、変わり種青も素敵!
対象的な2つ。
さてどちらが選ばれるのでしょうか??
なぜこの2色は対象的なのか?
この2色ベースカラーがわかりやすい対極にある色なんです。
世の中の殆どの色はベースカラーに分けることができます。
下敷きに黄色が入っている色を【イエローベース】
下敷きに青色が入っている色を【ブルーベース】
と言い、これがベースカラー理論です。(詳しくはこちらもご覧ください。)
赤・緑・青・黃、どの色もベースカラーに分けることができます。
橙のパンプキンは黄みがかった橙なのでイエローベース。
青のパンプキンは黄みを感じない青なのでブルーベース。
その2つのパンプキンがVoteの対象になっています。
みなさんはどちらが好みですか?
イエローベースの橙、またはブルーベースの青。
Voteの行方が気になります。

【資格など】ベースカラー診断士、パーソナルカラーアナリスト、CLEインストラクター
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