シリコンバレーの町にアップル社が仕掛けるカラー演出に胸キュン♪

アメリカはシリコンバレーからお送りしているJacaranda通信ですが、実はシリコンバレーという市や住所はありません!!
名称の由来はインテルなど多数の半導体メーカーが集まったことからこの名が使われ始めました。
現在ではIT企業のメッカとなり、複数の市にまたがったこの一帯をシリコンバレーと呼んでいます。

世界的にも有名な、Google、Intel、Yahoo、Facebookなどが集まった地域、そこがシリコンバレー

世界的にも有名な、Google、Intel、Yahoo、Facebookなどが集まった地域、そこがシリコンバレーです。
その中でもシリコンバレーといえば…….「Apple Inc.」 キャンパスと呼ばれるその本社はCupertinoという市にあり、本社周辺にもたくさんのビルにオフィスを構えています。
ちなみに現在建設中のApple Campus2はその巨大な円形のビルの形からスペースシップと呼ばれ、2016年の完成が待たれています。

みなさん、アップルというと何を思い浮かべますか?
やはり、iPhoneでしょうか?
私のアップルとの最初の出会いは「iMac」です。
残念ながら所有していなかったのですが、あの半透明の色が付いたコンピューターを見た時は衝撃でした。
それまでは、黒かシルバーの無機質な色というイメージだったのが、キャンディーカラーと呼ばれたその半透明の色のついた機械を見て、コンピューターが身近になったような気持ちを覚えています。
その後、iPodを買う際にたくさんの色があり悩みに悩んでピンクを買ったのが最初。
その後、オレンジ、赤と3台も買うことになり、完全にアップルの色の虜です。
電話はiPhoneになりiPadも所有。
みなさんも心当たりがおありではないでしょうか?

ではなぜアップルの製品はそんなに魅力的なのか?
ここからはあくまで私見ですが、アップルの「遊び心」に惹きつけられていると感じています。
使い勝手からいくとiPhoneよりAndroidという声もよく聞きます。
でも、アップルユーザーが求めているのは単に使いやすい(これも重要ですが)製品ではなく、わくわく感ではないでしょうか?
そしてここシリコンバレーに来てみて、アップルは製品だけでなく、すべてに遊び心を持った企業だと改めて感じています。

アップル周辺を車で走っているとシンボルのりんごを目にします。
そのりんごの下には住所が書かれているのですが、 住所によってりんごの色が違います。
ブルーにグリーン。

住所によってりんごの色が違iいます。

運転していてもこれを見ると楽しくなります。
そしてアップル本社の住所は1 Infinite Loop、 本社の前には1という大きなオブジェ。

本社の前には1という大きなオブジェ

本社に入る道にはやはり住所の標識があり、

本社に入る道にはやはり住所の標識

記念写真スポットになっているらしくたくさんの人が順番待ちしていました。
本社の中に一般の人は入れませんが、Company Storeがあり、他では買えないアップルのロゴ入りグッズが買えます。
私が購入したロゴ入りグッズ。

私が購入したAppleロゴ入りグッズ

ここにも色が豊富に使われています。

製品の性能に直接関係がないデザインに凝っている。
その遊び心が人々を惹きつける要因なのではないでしょうか?
アップル製品にたびたび使われる色彩。
その色彩は誰がどう決めているのか、色彩に関わるものとして興味深いところです。

橋本聖子ライター:橋本聖子
【資格など】ベースカラー診断士、パーソナルカラーアナリスト、CLEインストラクター
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